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ドラゴンクエスト8の二次小説サイト、『夢の上を歩く。』の別館となっております。 小説の後書きの他に管理人、夏影の 私生活やマンガ、アニメ、ゲームなどの感想などつらつらと書き綴っております。
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本当に久しぶりの更新です。
最後にお話をアップしたのが9月なので半年ぶりです。
いや~この本当に忙しかった。
地味に課題や試験が多い。
1日完全オフの日がなかなかつくれない。
3月に入り春休みを迎え、ようやく執筆を再開。
これで闇の遺跡編は完結となりました。

今回のテーマは、「人が自己肯定感を失ったら」です。
ゼシカが杖に乗っ取られるまでの心理過程がメインのお話です。
更に言うと、ゼシカの心の闇はどうして生まれたのか?です。
ゲーム本編では、「ドルマゲスを憎む心が強かったせい」と後に語っていますが、
ここでは夢主という存在もいるわけで、
当然彼女がゼシカに与える影響も生じるだろうということで、 サブタイトルが「憧れと嫉妬」となります。 自分より秀でた人が近くにいた場合、生じる感情は「憧れ」と「嫉妬」の2通り。 最初はどちらも「いいなぁ~」と羨むところから始まります。 前向きに考え続けることができれば、憧れに近付こうと自分を磨くでしょう。 逆に負の感情が芽生えれば、相手を陥れる発言をしたり、 どうせ自分はダメだと卑下したりするでしょう。 負けん気の強いゼシカは夢主と出会った当初から、憧れと羨望の感情を抱いていました。 「同じ女の子ととして負けていられない。私も頑張らなきゃ」 というのが、パルミド編以降のゼシカの基本的な考え方です。 自分の中にある感情が良い方向に転換されている状態です。 しかし世の中って、自分が手酷い失敗をしたりした時に限って、 他の人が成績良かったりするもんなんですよね。 そしてついつい、そのデキル人と自分を比べてしまい…… ああもう、そんなこと考えだしたら目から汗が……。・゜・(/Д`)・゜・。 自分なんてどうせゴミ屑のような価値しかないと思っちゃうんですよ。 これが自己肯定感の喪失状態。 あとは負のスパイラルに落ちていって、勝手に自滅するパターンです。 ゼシカの場合は、仇討が無意味なものだったという気付きから
生まれた自分自身への疑念です。 完全に自信を喪失しちゃっていました。 そして、助けを求めてククールのところに行ったら、何やら夢主と良い感じ?! ここでゼシカの心は完全に折られました。 実は、真ん中のククールの夢主の会話は「好きだ」という一言を どちらかに言わせる為だけに展開されたものだったんです。 馬鹿馬鹿って互いに貶してばかりでしたが……
あと、前半の夢主がぶっ倒れてからダンジョンを出るまでの話も ククールが夢主を心配している姿をゼシカに印象付ける為に展開されたものです。 ちょっとクドイなぁ~と思いつつも、ゼシカの嫉妬心を煽りたい一心で書きました。
ちなみに、愛を水にたとえていたのは、武者小路実篤です。
人生論からの引用です。
さて、次回はリブルアーチ編です。 目を覚ました夢主は8主達と杖を追っていくことになるのですが、 予想外の問題が発生し…… という感じで書き進めたいと思っています。 リブルアーチ編はオリジナル要素を加える予定もほとんどありませんし、 それほど長くはならない予定です。 この春休み期間中にもう1話上げられるといいなぁ~

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