ドラゴンクエスト8の二次小説サイト、『夢の上を歩く。』の別館となっております。
小説の後書きの他に管理人、夏影の
私生活やマンガ、アニメ、ゲームなどの感想などつらつらと書き綴っております。
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なんだかんだとアップすると言いながら、最終更新日から2カ月経ってしまいました。 おまけに、サイトを開設して2周年という日もすっかり過ぎてしまっておりました。 最終的に「大空遥か 後編」の文字数はかなり多くなってしまいました。 2万5千超えです。過去最長の長さです。 執筆に時間が空き過ぎて、当初考えていたセリフ以外のものが色々と浮び、 何にも考えずに、書き進めていたら、とんだ矛盾を生みだしていたりと、 想定外なことに振り回された回のような気もします。 しかし、自分で書いてなんですが、まぁ~ドルマゲス強いですね。 8主達のレベルが30以上ありそうなのに、MPが尽きそうとかどんだけ~って感じです。 ゲームでは、レベル30、ククールがベホマラーを覚えているくらいまで育っていれば、 MPの心配なんかする前に、フルボッコできてしまうんですけどね。 でも、ボスが弱かったら興ざめですし。 このお話の中では、かなりタフガイにさせて頂きました。
で、ククール君が一回やられましたが、これはゲーム上で言う『しに』の状態です。 しかし、この『しに』という状態の定義って、正直、よく分からないですよね。 死んでいるのに、ザオラルかけたら、生き返るって、ホント、何じゃそら?って感じです。 そこで、夏影は、放っておいたら、あと数分で蘇生不可になる状態だと考えました。 ちなみに、作中では触れることはできませんでしたが、 戦闘から離脱した後、穿通性心臓外傷を負ったククール君の治療方法に関しても、 一応、設定として考えはありました。 おそらく、心臓の弁や血管などが損傷していることによって、 胸腔内に血液が溜まっている状態ですから、 まずは、血を抜き、出血場所を確認して、止血という処置が求められます。 なので、夢主が上に戻らないとダメって言っていた理由は、 ホイミ・ベホイミ等で傷を塞ぐ前に、 血抜きなどの外科的処置を自らの手で行うつもりだったからです。 で、ザオラルは血抜きなんかの面倒な処置もイメージするだけでできてしまう 奇跡の呪文ってことにしておきました。 蘇生呪文やドルマゲスとの会話でも多々、触れられていますが、 この闇の遺跡編では、神様って何ぞや?って事とか、哲学的な事にかなり着目しております。 ちなみに五行と人体が関連しているという元ネタは、中国の医学の祖である黄帝からです。 人体のうちで、火が関連する部位は、五行では心臓ですが、 ヨーロッパ系の四大元素だと肝臓になるんです。実は。 心臓が関連する系統は空気になるんです。 これを提唱したのは、かの有名なヒポクラテス。医学の父ですね。 まぁ、ヒポクラテスより以前に偉い自然哲学者は何人かいて、 その人達の考えもいくつか取り入れておりますが。 「息は生命そのものである」と提唱したのはアナクシメネス。 「火」を万物のはじまりと提唱したのが、ヘラクレイトス。 みんなそれぞれ、提唱している説がちょっとずつ違うんですけど、 夢主の設定に合わせて、おいしいトコだけもらってます。 あと、呪文の文言もそれなりに練ってます。 解説しきれなかったものの例としては、雷と稲穂の関係です。 これは言葉あそびをしています。 雷は“かみなり”⇒“神鳴り”です。雷は神様が鳴らしていると考えられていたんですよ。 で、稲穂は“いなづま”⇒“稲妻”からきています。 ちょうど、雷雨を伴う夕立が多い季節、
雷がおちたら稲が収穫の頃合いになったんだとか……。 ちなみに、呪文の前半部ででてきた、“言の葉”と“稲穂”。いずれも植物を連想させる語です。 これが、呪文の後半では、“幹”という語になり、樹幹を連想させ、
太くたくましいものに成長していることも実は隠されておりました。 さて、次回はドルマゲスを倒したんで、その後の旅をどうするのかという話し合い とあるキャラの回想がメインの回になるかと思います。
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